より道 みち草 雑談コーナー

2020 08/20 若いお医者さんへ

新型コロナウイルス感染症について考えること

新型コロナウイルス感染症(以下コロナと略す)の死亡率はワクチンも実用化され、治療法も確率しているインフルエンザのそれよりも明らかに低い。☞コチラ  ☞コチラ 

医療の目的は色々あるがその内一番大きいことは患者を死なせないことであろう。その点でコロナはインフルエンザより怖くない感染症と言える。コロナで亡くなる率は高齢者と持病を持っている人に集中し、この人たちを守らなければならない。サッカー、ラグビーの選手たちがPCR陽性だったと報道されるがその人々は検査して初めて自分がコロナ陽性者と知るようになるが、本人たちはすこぶる元気である。このような人々は治療の対象とはならない。医療資源を集中するべきは高齢者と持病を持っている人(特に集団生活者)と医療をになうスタッフである。これらのコロナから守られなければならない人々にはコロナ検査(PCRあるいは9月には実用化される迅速診断)を1〜2週に1回行ない、もし、クラスターが発見されれば早期に隔離、治療を行う体制が必要である。自覚症状のない人々が感染を拡大させている事実から、全ての人が感染源になりうると考えて行動する自覚が必要である。3密をさける、マスクを着用する、手指消毒をするなどの基本的な感染予防で十分である。宇宙飛行士の服装は無用である。コロナを2類感染症からインフルエンザと同様5類に変更し、医療対象を絞り込むことが求められる。