2019年9月1日から『医療法人隼人会　森川こどもクリニック』がスタートします。どうして今頃医療法人にするのか、隼人会の意味は？　院長が薩摩出身？　よく質問されます。

平成15年（2003年）開業当時は小児の病気はまだ感染症が多くを占めていましたが、少子化、予防接種の普及により来院される患者さんの質が変わってきました。最近は精神発達、子どもの育て方、不登校等の心の問題、また、夜尿症も増えてきました。このような患者さんに対しては診察時間に余裕がなければなりません。これまでと同じようにカゼ、発熱、咳、下痢などの多くの患者さんの診療を継続するためには複数の小児科医による診療体制が必要になりました。個人経営診療所のままでは3人の医師、看護師、事務職員の雇用を安定させるには限界があり、医療法人にすることにしました。法人化することを契機に地域の小児科として信頼される医療機関になるように努力します。

院長　森川嘉郎